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過食症はダイエットの行き過ぎ!?原因はインナーチャイルドにあった!

過食症はどんな病気でしょう?

 

ダイエットの行き過ぎからなるものなのでしょうか?

 

ここでは、その原因と解消法、

そして正しいダイエットの方法について、

私の経験を元にお伝えしたいと思います。

 

 

1.過食症とは?

過食症とはどんなものでしょう?

 

それは、

以下の項目に1つでも当てはまる場合、

過食症かもしれません。

 

■食べたいという衝動を抑えられない
■食べ過ぎた後、後悔してしまう

■家族に隠れて異常なほどに食べる

■太ることに恐怖を感じる
■食べているときはストレスが抑えられてスッキリするが、

食べた後に罪悪感に苛まれる
■イライラした時に過食をしたくなる
■食欲をコントロールできない

 

 

過食症は、

過食したいという衝動によって、

とりつかれたように食べることです。

 

そのスイッチがはいったときには、
他人に見られそうになったり、
何かハッとするようなことがない限り、

やめることが出来ません。

 

一般的に病院で

過食症と判断されるためには、

平均して週に2日以上、

そして、

その行為が3か月以上にも渡ってつづいていることです。

 

過食症は、一見、

「食べたい」から食べているように見られがちです。

 

しかし、

そこには矛盾するようですが、
「やせたい」という強い思いが隠されています。

 

過食症は、「やせたい」という気持ちから来る心の病気なのです。

 

病気というのは、本人にとって辛く、
自分自身でコントロールできない状態のことです。

 

過食嘔吐を繰り返す方は、こんな悪循環に陥っていませんか?

 

① 過食する → ②嘔吐する → ③自分を責める。→ ①へ。

 

または、

①過食する → ②自分を責める → ①へ。

と嘔吐しない過食症もあります。

 

こちらは、

・過激なダイエットの反動
・ダイエットのストレス

など、痩せたい気持ちへの反動が

原因となっていることがあります。

 

 

ご本人は、過食を繰り返すたびに
「またやってしまった……。」という
自分を責める気持ちでいっぱいです。

 

そして、
自分を責める気持ちがまた、過食へと向かわせるのです。

 

自分を責める、自責、後悔

 

 

2.過食症の原因

過食症の原因は大きく分けて、

次の3つです。

 

・極端なダイエットの反動
・体の栄養不足による欲求
・体重が減ることが楽しくなる

 

それでは原因を見ていきましょう。

 

 

2-1.極端なダイエットの反動、身体の栄養不足による欲求

わたしたちには、「安定化指向」と呼ばれる
現状を維持しようとする本能があります。

 

自然界なら、今まで生きてこれたことが奇蹟!

 

今まで生きてこれたということは、
これから先も生き延びていける可能性がある。

 

だから、
そのままの状態を維持しようとする
本能が「安定化指向」です。

 

ダイエットも、

体重を急激に落とさずに、
少しずつの変化であれば、
安定化指向に引っかからずに済みます。

 

ですが、
極端なダイエットをすると、

栄養不足を感じた脳は

 

「まずい!このままでは生き延びられない」

 

 

「食べなさい!」

 

という信号を発して、

元の状態に戻そうとするのです。

 

これが、いわゆるリバウンドなのです。

 

 

 

2-2.体重が減ることが楽しくなる

 

女性は結構、変身願望を持っている人が

多いのではないでしょうか?

 

痩せることで、

今まで着れなかった洋服が

着られるようになる。

 

周りから、

「痩せたね!」

と言われるようになる。

 

そうすると、もっと痩せたい!

と思うようになります。

 

みるみる減っていく体重に、

一喜一憂して、

体重を減らすことに達成感を感じてしまうのです。

 

 

3.過食症の真の原因とは?

これまで、過食症のご自分で気づかれている

原因を見てきました。

 

しかし、そこにはご自分も、

周りの人にも気づかれていない

真の原因が潜んでいるのです。

 

これらの裏に潜んでいる真の原因とは?

過食症になる人は、
自分の「感情」を抑圧する傾向があります。

例えば、過食症を抱えていなくても、
ストレスを抱えた時に
過食に走る人はいますよね?

 

ストレスを抱えるということは、
何らかの「感情」を抑え込んでいるということです。

 

職場の上司からのモラハラに

耐えていたり、

 

お姑さんからの嫌味に耐えていたり……。

 

ご主人のモラハラに我慢していたり、
同僚から仕事を押し付けられて、
それを我慢していたり。

 

知人からいわれのないことを

言われても反論出来なかったり……。

 

そのとき、我慢していた「感情」は
どんなものでしょう?

 

なんでわたしばっかりが……。

 

他の人に頼めばいいのに……。

 

どうしていつもこの人はこうなの!?

 

わたしは、こう思っているのに
伝えられない……。

 

わたしは、どうしてこうなのだろう……。

 

一人、我慢、孤独

 

そんな「感情」があるはずです。

 

その「感情」を抱いた時に、
罪悪感を抱いて、
それを感じないようにしたら……?

 

自分の抱いたマイナスの「感情」は

どこに行ってしまうのでしょう?

 

そのマイナスの「感情」は、
自分を責める「感情」として、
現れてくるのです。

 

自分を責める気持ち……。

それが過食症の原因です。

 

 

4.過食症になる背景は……?

過食症の方が、

ご自分で自覚されている背景は

次にあげるものです。

 

・極端なダイエット願望
・太っていることへのコンプレックス

 

しかし、ここにもご自分でも気付いていない

本当の原因が隠されているのです。

 

 

 

インナーチャイルドからのメッセージ

本当の原因はインナーチャイルドからの

メッセージです。

 

もしかしたら、

子供の頃から自分の感情を表に出すことが

許されない環境に育ち、

誰も感情を認めてくれる環境に
なかったのではありませんか?

 

モラハラのお父さんが決めたことには、
家族誰もが口を出せない環境だったのかもしれない。

 

お母さんが支配的で、
あなたの意見を

聞いてくれない方だったのかもしれない。

 

両親が喧嘩ばかりしていて、
子供たちのことを
かまってくれなかったのかもしれません……。

 

お母さんが働いていたから、

おばあちゃんに育ててもらって、

おばあちゃんに気を使っていたのかもしれない……。

 

 

子供の頃に、

 

自分の感情を感じてはいけない……

 

と思った自分がいるはずです。

 

子供の頃の自分。

 

それは、解消されない「感情」を抱えた子供。

 

子供の頃、子供の頃の気持ち

 

つまり、インナーチャイルドが、
感情を解放して欲しくて、
感情を認めてほしくて、
助けを求めているのです。

 

 

5.わたしが、過食症になった体験をお伝えします。

ここからは、

わたしが過食症になった体験を

お伝えします。

 

 

5-1.きっかけは友達の何気ない一言。

過食症になったきっかけは些細なことでした。

それはわたしが高校生だった頃。

 

ソフトボール部に所属していました。

 

部活の合宿で、

焼き肉を食べていたときのこと……。

 

友人たちが、

 

「食べすぎちゃったから、吐いて来る~!」

 

と言っていたのです。

 

当時は、痩せていることが
賛美されるように、
マスコミも煽っていました。

スーパーモデルが雑誌を飾っていて、
スレンダーな脚線美を、
誇らしげに見せていました。

 

そのときは、太らないためには

食べ過ぎたら吐けばいいんだ~(;^_^A
という思いしかなかったのですね。

 

それから、

部活を引退し、

運動をやめた分、

食べる量が減らないので、
少しだけ体重が増えていきました。

 

19歳のころ、
「痩せたらキレイになれるかもしれない!」
との思いから、

ダイエットをして体重が4キロくらい
短期間に減りました。

 

ここで、極端に体重が落ちることへの

喜びを覚えたのです。

 

ダイエット、リバウンド

 

 

 

5-2.食べ過ぎたら吐いたらいいが、地獄の始まり

しかし、
短期間の急激なダイエットは、
必ずリバウンドが来ます。

 

先ほどもご説明しましたが、

これは、「安定化指向」と呼ばれる
現状を維持しようとする本能のためです。

 

 

極端なダイエットをして

体重を落とそうとすると、

体重を落とす前の

そのままの状態を維持しようとして
本能が働くのです。

 

 

少しずつ体重を落とせば
安定化指向に引っかからずに済みます。

 

ですが、
急激なダイエットをすると、
脳は

「まずい!このままでは生き延びられない」
と元の状態に戻そうとするのです。

 

その頃の私は、
そんな知識はもちろんなく、

ただただ、体重を短期間に落としたい!
という思いがあったのです。

 

案の定、安定化指向に引っかかり、
リバウンドがやってくることに。

 

リバウンドで、せっかく落とした体重が
みるみる間にもとに戻っていきます。

 

今度は、
「太りたくない。」と思いが強くなっていきました……。

 

そのとき、高校生の頃に、
友人たちが言っていた言葉を思い出したのです。

 

「食べ過ぎたら、吐けばいい。」

 

それからは、
その行為がやめられなくなりました。

 

当時は、まだコントロール出来ていた
のですが、

 

25歳辺りからは、
コントロールが効かなくなり、
それが、6年間続きました。

 

19歳から数えると、
12年間……

 

「20代が一番楽しかった~。」
って友人が言っているのを聞いて、
あ~!いい時期を無駄にしたな~

 

って治ってから後悔していました。

 

 

5-3.過食症の原因は

わたしの過食症の原因は、
自己肯定感の低さでした。

 

わたしは、可愛くないから、

痩せたら綺麗になるかも……。

 

目も大きくなるかもしれないし、

顔だって小さくなる!

足もスレンダーになったら、

人生変わるんじゃないかしら……。

 

そんな思いが、過度のダイエットに

向かわせたのでした。

 

誰かに、そのままでいいんだよ。

十分かわいいよ。

と言ってもらえてたら、

無理なダイエットはしなかったのではないかと

思います。

 

これは、子供の頃にどれだけ、

ありのままの姿を認めてもらえていたか

ということにつながります。

 

両親にありのままの自分を

認められている人は

どんなに太っていても、

自分の体形をコンプレックスとしては

とらえないでしょう。

 

健康のためや、

自分のためにダイエットをしても、

極端なダイエットに走ることはないことでしょう。

 

 

6.過食症を克服する方法!

ここからは、

わたしが過食症を克服した方法を含め、

過食症を改善する方法について

お伝えします。

 

 

① 睡眠をとる

眠りと食欲が関係していると聞き、
食べたい衝動に駆られる前に、
眠ることにしました。

 

どんな時間でも、

10分でも、30分でも眠るようにしたら、
その後、不思議と食べたい衝動が抑えられました。

 

癒やし、癒す、睡眠

 

② カレンダーに〇をつける

カレンダーに過食をしない日に〇をつけていきました。

 

わたしたちは、子供の頃から、
学校でたくさんの〇をもらってきました。

 

人は、ご褒美があると頑張れるものです。

 

〇も自分へのご褒美です。

 

わたしもこの方法を実践しました。

 

カレンダーに〇をつけることは、

「自分にもできた!」と

自己肯定感を高める行為です。

 

カレンダーいっぱい〇で埋め尽くされたとき、
もう過食をしたいという欲求は無くなっていたのです。

 

 

③ インナーチャイルドを癒やす。

子供の頃に我慢してきた感情を

認めて解消、解放してあげましょう。

 

インナーチャイルドの癒し方は、
https://venus-revo.com/inner-child-heal/
こちらでご紹介しています。

 

インナーチャイルド、自分の気持ち、悩み

 

 

 

④未来に希望を抱く

過食症を克服した先の自分を

イメージしましょう。

 

すでに過食症になってしまった場合、

克服するのは辛く、厳しいことです。

 

ですが、私が過食症を患った時代とは違い

今はネット社会です。

 

インターネットで情報はいくらでも

調べることが出来ます。

 

まずは、過食症を克服した人を見つけ、

その人を目標にご自分の未来をイメージしてみるのです。

 

克服した人がいるのですから、

あなたも必ず克服できるはずです。

 

 

7.まとめ

かつてわたしは、
過食嘔吐を繰り返し、
そのたびに自分を責めていました。

 

自分を責めることは、
また過食につながり悪循環になってしまいます。

 

もう、自分を責めるのはやめましょう。

 

今でもご自分の中にいる

インナーチャイルドの存在を認め、癒し、

 

そして、

自分を責める気持ちを

解消、解放していきましょう。

 

 

それから
痩せるためには、正しい知識が必要です。

 

急激なダイエットは、

「安定化指向」という

本能に引っかかってしまいます。

 

結果、
必ずリバウンドがやってきます。

 

ダイエットをするときは、
無理をしないで、

ゆっくりとしたペースで行ってください。

 

わたしのように、12年という月日を

無駄にしないでくださいね。

 

ゆっくりとしたペースでも、

やがて目標体重には到達出来ます。

 

少しずつ、体重を落としていくと、
リバウンドが起こりません。

 

そして、

痩せた後は「可塑性」と言う
変化を保持する本能が働くので、
そのままの体重をキープしてくれますよ。

 

 

こちらでインナーチャイルドのより詳しい癒し方

お伝えしています。↓

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