人混みなどで、身体や、気持ちがずーんと重くなることないですか?
わたしは、以前、年末などにスーパーに行くと、
身体や気持ちが重く感じることがよくありました。
あなたのその身体の重さや、
気持ちの沈み……
もしかしたら、自分のものではないかもしれませんよ!
ここでは、他人の’気’をもらいやすい人の特徴と、
その対処法をお伝えしますね。
1.他人の気持ちを感じやすい人の特徴
他人の’気’をもらいやすい人は、
一言でいうと、
《気の優しい人》
です。
優しい人は、自分の気持ちより他人の気持ちを優先してしまいがち……。
「○○さん、今日は機嫌が悪そう……。」
「□□さん、疲れてそうだわ。」
「△△さん、怒っているのかな……。」
優しい人は、他人の気持ちを、自分の気持ちのように、
感じてしまいやすいのです。
とくに、幼い頃からお母さんの悩みをずっと聞いていた方!
(聞かされていた方!)
自分の気持ち以上に、
お母さんの気持ちを感じて生きてきた分、
大人になった今でも、
他人の気持ちが自分の中に入りやすいのです。
その疲れ、自分のものではないかもしれないですよ。
それでは、どうしたら、他人からもらわないで済むのでしょうか……?
2.それには、まず、自分!ですが……。
他人からの’気’をもらわないためには、
まず、自分!が大切です。
けれど……
カウンセラーの方などが言う、
「まず、自分。」
という言葉、ピンと来ますか?
頭ではわかっているけれど……
それって、具体的にどうすればいいのかわからない……
と出来ないこともあるかと思います。
どうして出来ないかというと、
幼い頃から、お母さんの相談相手をしていて、
お母さんの気持ちを優先してしまう考え方の癖だったり、
妹や、お姉ちゃんの気持ちを優先してしまう癖があったりするからです。
幼い頃から、自分の思いより、
相手の思いを1番にしてきたので、
自分の思いがどこにあるかわからないこともあります。
ある方は、
「(他人を相手にすると)わたし自身は
どうしたいのかがわからなくなります。」
とおっしゃっていました。
幼い頃から長年続けてきたから、
いざ、
「あなたの思いは?」
と聞かれても、
自分の思いを封じ込めてしまう習慣があるので、
よくわからないのです。
けれど、後になって一人になってから
よくよく考えてみたら、怒りが湧いてきたり、
悲しかったりすることもあるのではないでしょうか?
わたしも以前はそうでしたので、
よ〜くわかります。
後々、怒りが湧いてきたり、悲しくなったりと
感情が湧いてくるのは、
その時に、我慢している思いがあるからです。
よくわからないけれど、
感じている思いがあるのです。
それは、幼い頃からのパターンです。
次に手放す方法をお伝えいたします!
3.手放す方法は、自分自身を意識すること。
手放す方法は、
’自分自身を意識すること’です。
他人を前にして、相手の思いを
自分の中にいれてしまうということは、
自分の思いが自分の中から抜けてしまっている状態です。
例えて言うなら、幽体離脱みたいなもの。
魂が自分の体から抜けている状態と
似ています。
どういうことかということ、
自分の体がここにあるのに、
思いが飛んでしまっている状態です。
思いが自分の中心にないので、
他人の思いが入りやすいのです。
まず、飛んでしまっている自分の思いを
意識して自分の身体に戻していきます。
心の中で次の言葉を唱えてみてください。
「今、ここ。わたしはここにいる。」
「わたしは、わたしを感じている。」
「(人は人。)わたしはわたし。わたしは、わたし。わたしは、わたし。」
これらの言葉を他人を前にしたときに、唱えてみてください。
そのときに、できれば、口に出して言ってみるといいです。
もごもごと口を動かしながら、周囲に聞こえないようにで
OKです。
最初のうちは、一度唱えるだけだと、
効果が薄いかもしれません。
できれば、
「今、ここ。わたしはここにいる。」
と、5回くらい唱えてみてください。
口に出して言うのが難しければ、
うなずくような動作を入れながらやってみてください。
どうしてかというと、心の中でやろうと思うと、
普段あれこれ考えている思考に飛んでしまい、
いつもの思考パターンに戻ってしまいやすいからです。
意識を思考以外のところに向けるために、
口に出したり、動作をつけたりします。
これらをやっていくと、
次第に、自分の思いを感じられるようになってきますよ!
4.それでも自分の気持ちを優先することに罪悪感がある場合
相手の気持ちよりも、
まず、自分の気持ちがあって、
コミュニケーションが成り立ちます。
他人の気持ちばかりを優先する人は、
「優しいし、話を聞いてくれる。」
と思われて、他人から愚痴を延々と聞かされたり、
「何を考えているかわからない。
自分の意見がない。」
「面白みがない。つまらない。」
などと、思われたりしてしまうこともあります。
だから、
自分の気持ちを優先することに、
抵抗がある場合は、
「自分の気持ちを優先しても大丈夫!」
と自分自身に許可を出していきましょう。
この言葉を1日に、何度も唱えてみてください!
自分の気持ちがあって、他人との調和が取れるものです!
だから、
まず、自分!
と、自分自身を優先させても大丈夫です。
自分を優先することを自分自身に一番に許してあげてください。