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自分でインナーチャイルドを癒すことは出来るの!?

ひとりでインナーチャイルドを癒すことは出来るのでしょうか?

一人でインナーチャイルドを癒すことは

できるのでしょうか?

 

試行錯誤したり、

本を読んだり、ネットで調べたりして、

癒しが何なのかという問いにたどり着くことは出来るかもしれません。

 

ですが、

インナーチャイルドと一言で言っても、

一人一人歩んで来た過去が違うように、

それぞれの深さや重さが違うものです。

 

ここでは、

自分一人で過去と向き合うことが出来るか?

無料の動画や、音声などで自分で癒せるのか?

ということについて、お伝えしていきますね。

 

 

自分一人で、無料の動画や、音声などで癒せるのか?

 

という問いについて、わたしは難しいと考えます。

 

それは、どうしてでしょう?

 

それは、以下の3つの理由によります。

 

一つづつご説明していきますね。

 

 

自分一人で癒すことが難しい3つの理由

自分一人で、無料の動画や、音声などで癒せない3つの理由を順に挙げていきます。

 

 

1.自分のことを信じられないから。

あなたは自分のことが信じられますか?

 

インナーチャイルドでお悩みの方は、

心優しい人がほとんどです。

 

そして、自分を信じられなかったり、

自分を好きになれなかったり、

 

自分に対して

「どうしてこうなんだろう……。」

とダメ出しをしていたりする方が多いのです。

 

何かあるたびに落ち込んでいたら?

 

自分のことを信じることは難しいですよね。

 

でも一つだけ癒される例外があります。

 

それは、

自分のこと以上に、

あなたのことを信じてくれる人がいてくれることです。

 

作家の本田健さんのお父さんは、

有能な税理士だったそうですが、

アルコールの問題を抱えていまいた。

 

ですが、おばあちゃんが、

本田健さんを信じてくれたおかげで、

ご自分のことを信じられたそうです。

 

それで、今の成功があるのですね。

 

自分のこと以上に、信じてくれる人はいますか?

 

無条件に、信じてくれる人はいますか?

 

無条件に信じてくれる人がいること。

そして、

信じてくれる人の気持ちを心から受け入れられた時、

インナーチャイルドは癒されていくのです。

 

信頼、信じる、子供、チャイルド

 

 

2.感情はコントロールすることが難しいから。

自分の感情をコントロールすることは

出来ますか?

 

例えば、怒りを感じた時に、

冷静に対応することが出来るでしょうか?

 

きっと難しく感じるのではないでしょうか?

 

わたしもそうです。

 

怒りを感じた時に、

冷静に物事を判断することは難しいです(^_^;)

 

怒りまかせに、怒鳴ったり、

どちらが正しいか論破したり……

 

ということはしませんが、

怒りを感じたら、むっとした態度になっていると思います。

 

顔はもちろん、不機嫌に……(笑)

 

怒りとは、

瞬間湯沸かし器と言われるほど、瞬時に現れる感情です。

 

なぜ瞬時に現れるかということ、

ちゃんとした理由があります。

 

それは、

感情にはそれぞれの生きるために必要な役割があるのです

 

ポジティブな感情はもちろん、

ネガティブな感情も私たちにとって必要不可欠なものなのです。

 

怒りにも当然、役割があります。

 

例えば、

大切な人がいきなり襲われたらどうしますか?

 

大切な家族が、目の前で襲われたとしたら……

 

なんとか大切な人や、家族を救おうと必死になるでしょう。

その時、襲ってきた相手に対して怒りの感情を抱いているはずです。

 

もし、怒りの感情が現れないと、

「どうしたんだろう?」

と思いながら、何が起こったのかも理解できずに、

ただただ見ていることしか出来ないかもしれません。

 

ですが、

怒りの感情が瞬時に湧いてくると、

大切な人を守るために咄嗟に行動することが出来るのです。

 

怒ることで、大切な家族を守ることが出来ます。

 

このように、怒りには自分自身や、

大切な人を守るという役割があるのです。

 

他にも、

自分のプライド、信念が傷つけられた時、

大切人やものが奪われそうになった時に、

怒りを感じるのです。

 

以上の理由から、

瞬時に湧いてくる怒りをコントロールすることは難しいのです。

 

一人でインナーチャイルドを癒そうとしていて、

過去の怒りが湧いてきたらどうでしょう?

 

怒りの感情は、理性を失わせます。

 

すると、「癒す」というより、

過去の辛い記憶を呼び起こして、

より辛い状況になってしまう恐れがあるのです。

 

過去の行き場のない怒りの感情を、

今、再びこの場で感じてしまい、

どうしていいかわからなくなってしまうのです。

 

一人でインナーチャイルドを癒すことは

より辛い状況になるリスクを伴うことになり兼ねないのです。

 

自分を認められない、どうせわたし、チャンスを逃す、インナーチャイルド、自信が無い、辛い、悲しい

 

 

3.自分のことは自分が一番わからないから。

3つ目の理由は、自分のことは自分が一番わかっていないからです。

 

これが一番大きな理由です。

 

インナーチャイルドを癒す視点は、

客観視することが必要です。

 

その前に、インナーチャイルドの正体は何でしょう?

 

それは、子供の頃に抱いたのに、

押さえ込んできた感情(「未完了の感情」と言います。)を

大人になった今でも心の奥底に抱き続けています。

 

その感情を抱いているのが、

インナーチャイルドの正体です。

 

「未完了の感情」の総称して、

インナーチャイルドと表現されているのです。

 

インナーチャイルドは、

過去の傷ついた自分の「総称」なので、

自分の中に一人いるとか、二人いるとか数値化して測れるものではありません。

 

なので、癒す時間も、回数も、年数も、

人それぞれ違って一概には言えないものです。

 

さて、それではどうして自分のことは自分が一番わからないのでしょう?

 

それは、前述のとおり「客観視出来ない」からです。

 

罪悪感、自分を責める、自己犠牲、疲れる、苦しい、悲しい、怒り

 

例えば、こんな女性がいらっしゃいました。

 

その女性は、アパートに住んでいました。

 

お子さんがいるのですが、

騒ぐたびに怒りが湧いて来て、叱ることをやめられないとお悩みでした。

 

その女性は、

「子供が騒ぐと止められない怒りが湧いてくるのが、

どうしてなのかわからない。」

とおっしゃっていました。

 

カウンセリングで、幼少期のお話をしていただきました。

 

すると、

「子供の頃に、アパートに住んでいて、

どんどんすると階下に迷惑がかかるからと、

お母さんに神経質なほど怒られた。」

ということがわかったのです。

 

彼女の奥底には、

ただ遊びたいだけだったのに、

お母さんに神経質なほど怒られて、

その気持ちを我慢していたという「未完了の感情」がありました。

 

自分が親になった時に

子供が自分と同じようなことをすると、

「未完了の感情」が掘り起こされるのです。

 

「未完了の感情」は、

子供に対して怒りの感情として現れました。

 

その方のその時の怒りの感情は、

言葉にできるものではありませんが、

なんとか言葉にすると、

こういう言葉がしっくりくるのだと思います。

 

「私は子供の頃にお母さんから、

『うるさくしないで!!』と怒られて我慢して来たのに、

どうしてこの子は我慢できないの!?」

 

この時に、

沸いてきた怒りの感情(未完了の感情)を

抱いているのがインナーチャイルドの正体です。

 

これが行き過ぎると、

子供を叩いたり、叱りすぎたりしてしまうことがあります……

 

この場合は、

子供の頃の怒られた時に抱いた感情を、

癒すことができればいいのです。

 

癒されれば、お子さんが騒いだとしても、

これまでのような怒りが湧かなくなったり、

怒りが沸いてきたとしても、

コントロールで出来なくなる(自分を見失う)ことはなくなります。

 

ですが、ご自分で原因まで辿り着くことが出来るでしょうか?

 

原因まで辿り着いたとしても、

ご自分で癒すことは出来るでしょうか?

 

答えは、難しいでしょう。

 

理由は、前述の通り「怒り」はコントロール出来ない感情です。

 

「怒り」を感じたら、自分を見失ってしまうこともあります。

 

怒りが湧いてきたら、過ぎ去るのを待つしかありませんでしたね。

 

ですが、

インナーチャイルドが抱いている

「未完了の感情」を解放するには、

一度、その感情を思い出す必要があります。

 

例え、自分ひとりで過去の辛い記憶を

思い出すことが出来たとしても、

ひとりでその怒りを感じきって解消することは難しいでしょう。

 

どうしてかというと、

当時の自分の感情に戻ってしまうために「客観視」出来ないからです。

 

あなたもご経験ないですか?

 

悩みを人(第三者)に相談したら、

解決のアドバイスや、糸口をもらえて、

いとも簡単に解決したことを。

 

このように、第三者の目から見ると、

簡単に解決できる問題でも、当事者になると難しく感じてしまうものです。

 

もし、昔の自分のことを「客観視」出来たらどうでしょう?

 

第三者が問題の解決の糸口が見えるのは、

悩みの相談者と同じ感情にはなってはいないからです。

 

つまり、「客観視」出来ているからです。

(※ここでは、本人と全く同じ感情という意味です。

親身になってくれないという意味ではありません。)

 

第三者(感情)悩み相談者(感情)

なので、冷静な判断をすることが出来ます。

 

 

第三者が、悩みの相談者と全く同じ感情になってしまったら、

同じように、悲しんだり、苦しんだり、怒ったりして、

問題の解決の糸口どころか、

話は堂々めぐりになってしまうでしょう。

 

第三者(感情)=悩み相談者(感情)

冷静な判断をすることが出来ません。

 

このように、インナーチャイルドの癒しには二つの視点が必要になります。

 

客観的な視点

過去の記憶に浸る視点

 

自分(客観的な視点)自分(過去の記憶に浸る視点)

 

同時に二つの視点を持つことは出来ません。

自分が二役をすることは難しいのです。

 

過去の自分の記憶に浸っている時に、

冷静な判断をすることはできません。

 

冷静な判断ができると同時に、

過去の記憶に浸ることはできないのです。

 

 

まとめ

以上の3つの理由から、

自分一人で無料の動画や、音声などで癒すことは難しいと考えます。

 

この3つの理由をまとめます。

 

自分のことを信じられていないと、

無料の動画や、音声などで癒そうと思っても、

 

「どうせ無理だろう。」

「癒されるなんて、信じられない。」

 

という思いが先に立ってしまいます。

 

そして、

インナーチャイルドが抱いていた「未完了の感情」と

向き合った時に、過去の自分に引き戻されてしまい、

冷静な判断が出来なくなってしまいます。

 

過去の自分に引き戻されるということは、

当時の思考状態になって、同じ感情のまま抱き続けることになります。

 

抱き続けるどころか、

潜在意識が閉じ込めていた感情を呼び覚ましてしまうので、

辛い気持ちを強化してしまうことにもなりかねません。

 

強化してしまい、辛い気持ちになって、

一人ではどうしてよいかわからなくなることあるのです。

 

そうなると、

嵐が過ぎ去るのを一人で待つほかなくなります。

 

どうしてよいかわからなくなるのは、

自分のことを客観視出来ていないからです。

 

客観視することが出来ると、

冷静な判断が出来るので、

辛い気持ちをどう解放すればよいのかがわかります。

 

ですが、

子供の頃に抱いた感情を思い出した時、

当時の気持ちにタイムスリップしてしまうのです。

 

そうなると、客観視することは出来ません。

 

癒しには、

自分以上に、自分を信じてもらえること。

 

そして、

第三者の冷静な判断が出来る視点が必要です。

 

冷静な判断、そして、あなたが必ず癒されるとい信じる気持ちは、

プロのセラピストに一度、見ていただいてはいかがでしょう?

 

セラピストが、あなたが癒されることを信じてくれるはずです。

 

第三者の冷静な視点を持って、

癒されるサポートをしてくれるでしょう。

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