自分の気持ちがわからない……。
自分のことを100%抱きしめることが
出来たなら、
幸せに生きていくことが出来ると思います。
自分のことを100%抱きしめること……
それは、
過去も未来も、
自分の性格も、考え方も、感情も、
「自分はこれでOKなの。」
そう、思えて、自分で自分を認められること。
ですが、
時にこんな想いに駆られることは
ないですか……?
「わたしは、人に不快な思いを
させてないかしら……?」
「今の態度、冷たかったかしら……?」
「失言だったかも……。」
あのとき、ああしておけば良かった。
こうしておいたら良かった……。
そんな風に後悔することないですか?
いつも後悔する……
というあなた。
そんなあなたは、
きっと幼い頃から、親やお姉ちゃん、
妹や、弟の気持ちを思いやることが出来る
心優しい方なのだと思います。
自分よりも、まず相手のことに
思い馳せる……。
自分が楽しむよりも、
他の人が楽しめているかが気になる……。
そんなあなたは、もしかしたら、
家の中で、長女的な役割をしてきたのかもしれませんね……。
お母さんの相談相手だったり、
話し相手だったり、
愚痴の聞き役だったり
していませんでしたか?
誰よりも、お母さんの気持ちを
痛いほどわかっていたのかもしれません……。
生きているのに、
自分じゃない感覚がある……
わたしの本当の望みが
何なのかわからない……
ときどき、
クライアントさんとお話していると、
こんな言葉をお聞きすることが
あります。
幸せを望んでいるつもりだったのに、
言葉にしたり、頭の中にあった幸せは、
他の誰かから与えられたものだった……
わたし自身の本当の願いが、
わからない。
お母さんの望みを
いつしか自分の望みと思い、
それを追い求めていた……。
そんなことが
現実にあるのです。
どうして、
そんな風になってしまうのでしょう?
親の気持ちを誰よりも大切にしてきた。
それは、
お母さんの気持ちを、
自分の気持ちよりも大切にしてきたから。
お母さんの望みを自分の望みとして
叶えてあげたかったから……。
ちょっと難しいお話をするとね、
人は相手の脳と同調します。
自分を自分の思考から切り離し、
相手の脳と同調し、同期することが
出来るのです。
そのとき、自分自身は抜け殻となって、
お母さんや、妹や、弟……
それから、周りの人たち。
すなわち、
相手自身になっているのです。
相手自身になるということは、
相手の幸せが、
自分自身の幸せ。
相手の幸せが、
自分の幸せ。
そんな風に思ってしまう……。
すると、
自分の幸せは、
二の次どころか、
置き去りにされてしまいます。
考えることも、
感じることも出来なくなる……。
自分の気持ちがわからない。
自分の気持ちを感じられない……。
それはね、
長年かかって身につけた、
癖や習慣の結果なのです。
自分自身の気持ちを取り戻す方法。
幸せになりたい。
本当の自分の幸せが欲しい!
そう、あなたが望めば
本当に心から望む幸せを
手に入れることが出来るのです。
長年かかった身に着けてきた
癖や習慣は、
手放すことが出来るのです。
そのためには、
今ここにある
自分の幸せを意識すること。
はじめは、言葉に出して、
「今、ここ。わたしの気持ち!」
そう、言ってみましょう。
思考が他の人の気持ちに
飛びそうになったら、
「今、ここ。わたしの気持ち!」
自分の気持ちが、わからなくなったら、
「今、ここ。わたしの気持ち!」
そう言葉に出して
自分の気持ちを取り戻して行きましょう。