「付き合う人付き合う人が、問題行動を起こす……。」
「なぜか、恋愛が上手くいかない……。」
そんなお悩みをお持ちではないですか?
彼が、連絡をなかなかくれない?
優しくしてくれない?
浮気をしている?
働かなくなる……?
そのようなお悩みをお持ちであっても、
あなたの恋愛の問題に潜んでいる本当の原因を知ることで、
7、8割解決したようなものなのです。
どういうことか?というと、
まず、あなたに質問です。
過去の恋愛における問題であったことを思い出してみてください。
その問題は、今回の彼(あるいは以前付き合っていた一人)に限られますか?
それとも、
「ああ、あの時の彼も、問題を抱えていたわ。」
と、思いますか?
例えば、
今の彼って、わたしのことを大切にしてくれない。
そういえば、以前の彼もそうだったわ……。
とか、
今の彼も、親とうまくいかなくて疎遠状態だけど、
前の彼も、親のことをあまりよく言ってなかったような……。
とか。
答えが、イエスのあなたは、
問題が潜んでいる本当の原因がわかれば7、8割解決しそうです。
もし、ノーの場合であっても、
もしかしたら、お悩みを解決するヒントになるかもしれません。
最後まで読み進めてみてくださいね。
目次
1.彼とうまくいかない本当の理由
どうして、理由がわかると7、8割解決したようなものなのか?
これから、その理由をお話ししていきますね。
まず、結論からお伝えします。
ほとんどの人は、
彼からいつも同じような扱いを受ける理由に気づいていません。
では、何が原因だと思っているのか?というと……
たまたまお付き合いした彼が、良くなかった。
とか、出会いがなかったり、異性運がなかったり、
自分にはこの程度の男性しかいない……
そんな風に思っていたりするのかもしれないですね。
はっきりした理由がわからない。
それが、多くの方の本音だと思います。
理由がわからないと、どう解決したら良いのかわからないのではないでしょうか?
けれど、理由がわかったらどうでしょう?
理由がわかったら、あとは、その理由へ対処するだけでいいのです。
2.恋愛がうまくいかない理由は○○にあった!
恋愛がうまくいかない理由を2人の事例を通してお伝えしますね。
一人は、わたし自身のことです。
そして、
もう一人は、クライアントさんのみどりさん(仮名)の
ご体験を紹介いたします。
2–①わたし自身の一度目の結婚がうまくいかなかった理由
まず、わたしの体験をお話します。
25歳で一度目の結婚をしました。
ですが、元夫のDV(ドメスティックバイオレンス)で、わずか1年で離婚をしました。
そのころの私といえば、自分に自信がなくて、
自分のことが好きではありませんでした。
そして、当時、歯列矯正をしていたのですが、
「こんな歯列矯正の装置を着けているわたしと
結婚してくれるのは彼しかいない。」
そんな極端な思い込みを抱いていました。
どうして、そんな極端な思い込みを抱いているのか?
どうして、自分を否定するような暴力を振るう男性と結婚するのか?
当時はそんな理由を知る由もなかったのです。
それから10数年経ったときに、はじめて、ヒプノセラピーを受けて、
子供の頃の生まれ育った家庭での体験が、今の自分に大きな影響を与えている。
突き動かされている!ということを知ったのです。
素質論や、個性心理学ってご存知ですか?
統計心理学や、動物心理学とも言われています。
これは、生年月日から、その人がどういう行動を取るのか、
どういう話し方をするのか、考え方をするのかの統計を取って
出来上がった心理学だと聞いています。
父と、前の夫の生年月日で調べたところ、
90%一致しているのです!
なんと、ふたりはほとんど同じ素質を持っていたのです。
20代の頃、父とはあまり仲は良いほうではありませんでした。
だから、まさか結婚相手に、父のような男性を求めるなんて
大人の私の思考では考えもしなかったのです!
けれど、現実の思いとは裏腹に、
わたしの中にいる幼い頃のわたしは、父を求めていました。
父のことを大好きなもう一人の小さなわたしがいたのです。
それから、
「こんな歯列矯正の装置を着けているわたしと
結婚してくれるのは彼しかいない。」
という極端な思い込みを抱いていた謎が解かれた出来事がありました。
それは、一度目の夫別れてから、10数年経ったある日、
母が背中に大きなホクロがあって、それがコンプレックスだと告白されたのです。
母がそんなコンプレックスを抱えていたこと。
そして、そのホクロの存在を知りませんでした。
30数年間も、母は背中をわたしに見せず、隠し続けたことに驚きでした。
そして、母のコンプレックスを知った時、
20代の頃、歯列矯正の装置をつけている自分のことを恥ずかしく思い、
「こんなわたしなんて。」
と自分を隠すように思っていた謎が解けたのです。
父と同じようなタイプの男性を、知らずに求めていたこと。
そして、母が感じているコンプレックスを自分のことのように感じていたこと。
これらが、わたしが大切にしてくれない男性(前夫)を選んだ真実だったのです。
過去の自分の中に、前の夫を選んだ理由が隠されていました。
2–②わたしの気持ちをわかって欲しい。話を聞いて欲しい。
そして、もう一つ。
クライアントさんの事例をご紹介しますね。
彼と喧嘩をするたびに、「もういい!」と自分からなってしまいそうになると、
お悩みを抱えているみどりさん(仮名)がいらっしゃいました。
みどりさんは、家族とも心の交流を持てず、
唯一本音を出せるのは彼だけでした。
ですが、その彼に対しても、思ったことを我慢してしまい、
その後、自分でも苦しくなって「もういい!」と投げ出したくなり自己嫌悪に陥る……。
ということを繰り返されていました。
どうしても、思ったことを溜め込んでしまうそうです。
お話を聞かせていただくうちに、
彼女の「思ったことを溜め込んでしまう」原因は子供の頃にあることがわかりました。
みどりさんのお父さんと、お母さんは、
子供のころから不仲で、喧嘩ばかりされていたそうです。
いつも自分の部屋で布団を被りながら、
「早く喧嘩が終わって欲しい……。」
と願っていました。
お母さんはお父さんとのことで、いつも疲れていました。
だから、いつも自分の気持ちを我慢して、
お母さんに相談や、悩み事などを一切したことがなかったそうです。
いつも自分の気持ちを抑えていた……。
あのころの気持ちを思い出されたみどりさんは、
彼との関係があのころのお母さんとの関係そのものだったことに気付かれたのです。
理由がわかったら、どうでしょう?
あとは、解決、解消する方法を見つければいいのです。
このように、ご自分で原因に気付かれたら7、8割解決したようなものです。
あとの2、3割は、手段、方法を選んでいきます。
例えば、 先ほど例に出させていただいたみどりさんの場合は、
子供のころに、ご両親にわかってもらいたかった気持ちが隠れています。
どんなものかというと、
「お父さん、お母さんに喧嘩して欲しくない。」
「仲よくして欲しい。」
「わたしの気づいて欲しい。」
「寂しい。喧嘩しないで。」
「わたしの気持ちに気づいて……。」
「わかって欲しい……。」
「悲しい……。」
そんな思いを子供のころに置き忘れてきていたのです。
置き忘れてきている感情を、未完了の思いといいます。
あのころ、自分にも、親や周りの人にも、
無かったことにされてしまった遂げられなかった思いです。
原因に気づくことで、問題の7、8割は解決します。
そして、残りの2、3割は、未完了の思いを遂げてあげることで
ほぼ、解消、解決出来るのです。
未完了の思いを遂げて完了してあげると、
その問題は、自然に解決していくくでしょう。
3.まとめ
いかがでしたか?
あなたの抱えている彼との問題。
お悩みも、育ってきた家庭環境に隠されているのかもしれません。
子供の頃のご両親とのご関係は、どんなものでしたか?
その理由がわかったら、あとは、2、3割で解決です!
未完了の感情を癒すには様々な方法があります。
自分で癒す方法もあれば、インナーチャイルドを癒していく方法もあります。
ご自分にあった解決方法を探してみてくださいね。