インナーチャイルドを癒すための3つのステップ
インナーチャイルドを癒すには、次の3つのステップが大切です。
【1】 ご自分の本当の望みを知る。
【2】 お悩みの原因を知る。
【3】 その原因を癒していく。
この3つのステップを一つ一つご説明していきますね。
【1】 自分の本当の望みを知る。
お悩みの奥には、本当の望みがあります。
お悩みは、現在地点です。
そして、お悩みの奥にある望みは、未来です。
自分がどうなりたいのか?
を知ることによって、癒しの効果が高まります。
例えば、
「人にノーいうことが出来ない。」
というお悩みでしたら、
「自分の意思で断ることが出来るわたし」
になりたいという望みがあるかもしれません。
「ダメ出しされると、ひどく落ち込む」
というお悩みでしたら、
「他人の言動に左右されない自分になりたい!」
という望みがあるかもしれないですね。
「今を楽しめない……。」
というお悩みでしたら、
「今を楽しみたい!」
「今を楽しめるようになりたい!」
という望みがあるかもしれないですね^^
【2】 悩みの原因を知る。
望みがわかったら、次はお悩みの原因を探っていきます。
例えば、夫婦間のお悩みを抱えている場合。
ご主人の帰りが遅いと、やきもきしてしまう。
ご主人の帰りがいつも遅いと、予定が立たなくて、イライラしてしまい、
ご主人が帰ってくるなり、
「どうして遅かったの!?どうして連絡くれなかったの!?」
といつも責めてしまって、
「仕事だから仕方がないだろ!」
と喧嘩になることがお悩みだとしたら?
本当の原因は、
子供の頃のご両親との関係が影響していることがほとんどです。
例えば、
子供の頃に、ご両親が離婚して見捨てられた、置き去りにされたという悲しくて寂しい気持ちがあった……
とか、
お母さんがお勤め出ていてに、
働きづめで、家に帰ってきても相手をしてもらえなかった……。
とか。
今、見えている悩みは「夫婦の問題」ですが、
その奥に隠れている、
本当の原因を知ることが、
インナーチャイルドを癒すために欠かせないことです。
男女間の問題の場合、子供の頃の親との問題を相手に投影していることが良くあります。
【3】 原因を癒していく。
原因がわかったら、その原因を癒していきます。
先ほどの例で言うと、
ご両親が離婚したときに、
こんな気持ちがあったかもしれません。
本当は、どうしたかったのかという気持ち……。
何を言いたかったのでしょう?
そして、何を伝えたかったのでしょう?
本当はね、
「別れないで欲しかった。」
「お父さんとお母さんに、仲良くしてほしかった。」
「わたしを置いていかないで欲しかった……。」
そんな気持ちを抱いていたのかもしれません。
誰にどんな気持ちをわかって欲しかったのでしょうか?
お母さんに、こんな風に言って欲しかったのかもしれません……。
「別れてもあなたにとっては血が繋がっているお父さんだから、
いつでもお父さんに会いに行ってもいいんだよ。」
そう、言って欲しかった……。
そして、離れ離れになってしまったお父さんには、
「別れても、家族だから、〇〇ちゃんのことは愛しているよ。
娘であることに変わりないよ。」
と言って欲しかった。
愛されていること、
大切に思ってくれていること、
離れても家族だっていうことを思っていて欲しかった。
そんな気持ち……。
それから、片方の親が
もう一方の親のことを悪く言っていると、
子供の心は傷つきます。
なぜなら、二人とも大切なかけがえのない、
たった一人のお父さん、お母さんなのだから。
その気持ちに気付いて、自分の中にいる幼い自分を癒しあげるのです。
お母さんに対して抱いていたこんな気持ち。
「本当は、お父さんの悪口を言わないで欲しかった。」
「いつでもお父さんに、会いに行っていいよって言って欲しかった。」
あなたの中にいるインナーチャイルドはそんな思いを今でも抱えているのです。
まとめ
ここまでお伝えしてきたように、
インナーチャイルドをいやすためには、3つのステップが大切です。
【1】ご自分の本当の望みを知ること。
【2】お悩みの原因を知ること。
【3】その原因を癒していくこと。
この3つの、どれ一つ欠けても、癒しが起こらないか、
癒しが起こったとしても不完全で、未消化のまま潜在意識の中に残ってしまうのです。
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