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いじめ後遺症を克服して自分らしく生きる3つの方法!

いじめられた経験が大人になってからも

ずっと影響を与えること。

 

それは、セラピストになる前に夫との関わりの中で知りました。

 

大人になってからも影響を与えること。

 

それは、セラピストとなって潜在意識と顕在意識の仕組みを理解している今だからわかります。

 

ここでは、その仕組みがわたしたちの人生に

どういった影響を及ぼしているのかということ。

 

そして、いじめの経験を克服する3つの方法と、

いじめの経験を癒す究極の方法をお伝えしますね。

 

1.潜在意識が人生に与える影響とは?

わたしたちのすべての意思決定、行動を作り上げている潜在意識と顕在意識の仕組みをお伝えしますね。

 

わたしたちには、およそ10~20%の顕在意識と、

およそ80~90%の潜在意識があります。

 

潜在意識、顕在意識

 

潜在意識という言葉でわかりづらいのであれば、

「記憶」というと理解できるかもしれないですね。

(ここでは、短期記憶、長期記憶ということは脇においておきます。)

 

その「記憶」の中には、

お母さんの胎内にいるときから、

これまでの記憶がすべて入っています。

 

赤ちゃん、無邪気、無垢、幼い頃の記憶

 

というと、ある疑問が浮かび上がるかもしれません。

 

「記憶にないこともあるけどね!」

 

そうです。

 

全ての記憶が入っていますが、

普段は頭の中には浮かんでは来ません。

 

もっというと、

記憶は五感で情報として入っています。

 

わかりやすく言うと、

点と点のようなものと言ったらいいでしょうか?

 

りんごという果物一つをとっても、

細かく分解することができます。

 

例えば、

 

赤い

甘い

酸っぱい

果物

つるつる

手のひらサイズ

 

のように。

 

りんご

 

りんごを見た時に、脳の中でこれらの情報が瞬時に繋がって

 

「あ、りんごだわ!!」

 

ってわかるのですね。

 

これらが瞬時に脳の中で繋がらないと、

「思い出せない……。これは何だろう?」

ということになります。

 

「記憶」とここでは便宜上お伝えしましたが、

それが潜在意識の中にすべて入っているのです。

 

それに対して顕在意識は「思考」です。

 

頭であれこれ考えるところ。

 

意思決定をするところです。

 

あれが嫌い、これが好き!

 

あれをしよう。

 

これはやめよう。

 

○○くんが好きだから、彼にも好きになってほしい!

 

などと思うところです。

 

 

普段は、潜在意識と顕在意識の間には、

クリティカルファクターというバリアーがあって、

フィルターを通してやり取りをしているというイメージです。

 

この潜在意識の中には、

辛いことも、楽しかったことも、

良かったこともすべて入っています。

 

それが、

今のわたしたちの行動全てを決めているとしたら?

 

この中に、遠い過去にいじめられた経験も入っているのです。

 

 

2.いじめは今起こっていることじゃない!頭の中で起こってるんだ!?

潜在意識にはこれまでの記憶がすべて入っています。

 

それが、私たちの行動や、現在の状況すべてを作り上げています。

 

もちろん、良いことも入っていて、

人には親切にしようとか、

礼儀正しくしようとか、

あなたの人柄や優しさ。

 

その全てが、過去から繋がっているものなのです。

 

親の愛、幼い子供、赤ちゃん、愛、優しさ

 

 

その中には、

遠い過去にいじめられた経験もあります。

 

例えば小学生の頃にいじめにあったとします。

 

当時は辛く、悲しく、虚しく……

 

どうして自分ばかりが……

と思い悩んだかもしれません。

 

それが数十年経って、その時抱いた思いは薄れているはずです。

 

あれほど辛かったのに……

 

どうして今、

その時抱いた思いが薄れているかと言うと、

その辛さを抱いたままでは生きてはいけないので、

記憶が薄れていくようになっているのです。

 

潜在意識と、顕在意識(わたしたちが普段、あれこれ考えている意識)の間には

クリティカルファクターというバリアーがあります。

 

このバリアーがしっかりと蓋をして、

出てこないようにしてくれているのです。

(よほどのトラウマの場合は、

このバリアーが曖昧となり、フラッシュバックしたりするようになります。)

 

だから、今、目の前で起こっているかのような、

ありありとしたリアルな感覚はありません。

 

けれど、その出来事はなかったことにはならないのです。

 

しっかりと潜在意識にはその時抱いた感情と共に刻まれています。

 

辛く、悲しく、虚しく……

 

どうして自分ばかりが……

という思いと同時に、

相手へ抱いた感情。

 

憎しみや恨み……

と同時に、自信の無さ、自己否定感……

 

傷ついた、悲しい、辛い、自己否定、自分が嫌い

 

その状況から逃れたり、

いじめっこから少しでもいじめられないように

やっていた癖や習慣、行動などが、

何十年も経った今でも、

自分の中にはしっかりと残っているのです。

 

そうして、

自信のなさ、自己否定感、

そのときやっていた癖や、習慣、行動を

今でもやり続けているとしたらどうでしょう?

もう、目の前にはいじめっこはいないのに……

 

いじめられた経験が大人になってからも

ずっと影響を与えるのはそういうことなのです。

 

3.インナーチャイルドがいじめの経験を抱きしめている……

それは、潜在意識の中に蓄えられていて、

今でも時折、顔を覗かせているのです。

 

わたしたちの行動すべてを決めているのは、

潜在意識に蓄えられたものです。

 

お母さんの胎内にいたときから、

これまで起こったことすべてが潜在意識に入っています。

 

目の前で起こったことに対して、

どう反応するか、どう行動するか、どう考えるか。

 

それらを全て決めているのが潜在意識にあります。

 

いじめにあったときに意識していたにせよ、無意識にせよしていた行動。

 

背中を丸めて目立たなくしよう……

 

顔色を伺って、言うことを聞こう……

 

目立たったら、標的にされるから、

小さな声で話そう……

 

気配を消しておこう……

 

自分を認められない、どうせわたし、チャンスを逃す、インナーチャイルド、自信が無い

 

その行動を大人になった今でも続けているのだとしたら……

 

あの頃のいじめっ子はもう目の前にはいないのに、

今でも、いじめに合わないうように行動しているとしたら?

 

わたしが夫と初めて会った頃に、

彼との関わり合いの中で気づいたのはその点でした。

 

それはセラピストになる前のお話です。

 

彼はわたしと話すときは普通なのに、

他の人と話すとき、

身を隠すように話す癖があったのです。

 

そして、背が180センチ近くあるのに、

猫背でなおかつ、身を隠すようにしているのです。

 

そのことに気づいたとき、

「どうして、そんな風に話すの!?

背中を丸めているの?」

と聞きました。

 

夫は、

「わからない。」

と答えたのです。

 

そうですよね。

セラピストになった今だからわかります。

 

あなたもその原因をお気づきではないでしょうか……

 

そうです。

 

その行動をさせているのは、

夫の中に今でも居続けているインナーチャイルドだったのです。

 

子供の頃にいじめられた経験を持つ夫の

インナーチャイルドは、

あのころの感情のはけ口を求めて彷徨いながら、

30年近くたっていたのにも関わらず、

居続けていたのです。

 

 

4.背中を丸めて目立たなくしていたら……?

過去にあったいじめられた経験は

今でも潜在意識に残っています。

 

そして、

その時にしていた行動をやり続けているのです。

インナーチャイルド、自分の気持ち、悩み、いじめ、いじめられた、いじめ後遺症

 

いじめにあったときに意識していたにせよ、無意識にせよしていた行動。

 

背中を丸めて目立たなくしよう……

 

顔色を伺って、言うことを聞こう……

 

目立たったら、標的にされるから、

小さな声で話そう……

 

気配を消しておこう……

 

その行動を大人になった今でも続けているのです。

 

あなたの目の前に、

そんな行動をする人がいたらどう思いますか?

 

他の人の目にはどう映るでしょう?

 

 

自信のなさそうな人だな。

 

暗い人だな。

 

おとなしい人だわ。

 

何を話しているかわからないわ。

 

影の薄い人だわ。

 

 

そんな風に映るのではないでしょうか?

 

一緒に仕事をしている人がそんな行動を取っていたらどうですか?

 

大事な仕事を任せたいと思うでしょうか?

 

今でも、過去にしていた行動を取っていると、

いじめとは関係ない周りの人との関係も良くないものとなってしまいます。

 

小学校の頃にいじめられた時から

時間は経過しています。

 

さらに、

その当時、一緒にいた人が一切、周りにいない状況だとしても……

 

インナーチャイルドが、

今、目の前でそれが起こっているかのように、

その時にしていた行動をさせているのです。

 

例えば、今、37歳でも、

9歳の時にしていた行動をいまでもやり続けているのです!

 

今でも背中を丸くして、

いじめっこに見つからないようにしているとしたら… …

 

どうすればいいのでしょう?

 

 

5.いじめられた経験を克服する3つの方法

これから、いじめられた経験を克服する3つの方法をお伝えしますね。

 

5-1 一つ目の方法 自分の癖を知って、その真逆の行動をしてみること。

もし、あなたが自分にとって

嫌な癖を持っているとします。

 

①背中を丸めて目立たなくしてしまう……

 

②顔色を伺って、言うことを聞いてしまう……

 

③目立たないうように、小さな声で話す……

 

そのような癖を持っていたとしたら、

真逆の行動をしてみてください。

 

①背中を丸めるのだったら、

意識してお笑いの春日さんを思い出して、

のけぞるように歩いてみる。

 

②顔色を伺って、言うことを聞いてしまうのなら

顔色を伺わないように意識してみる。

 

または、

 

言うことを聞くよりも先に、

自分の意思で言われたことをやりたいかどうかを考えてみる。

 

③目立たないように、小さな声で話していたのなら、

大きな声を意識して話してみる。

 

脳は、今、自分がしていることを

実際に起こっていることだと判断します。

 

今現在、いじめにあっていなくても、

その当時していた行動をやり続けていると

今もいじめにあっていると判断してしまいます。

 

こんな話を聞いたことないですか?

幸せになりたければ、笑顔を作ればいいと。

 

笑顔を作って口角を上げていれば、

脳は幸せだと判断してくれるのです。

 

笑顔、笑う、幸せ、インナーチャイルド、子供

 

まず、行動を変えてみてください。

 

もし、出来なくてもご自分を責めないでくださいね。

 

出来ないのであれば、他の方法をやってみましょう。

 

 

5-2 二つ目の方法 自分自身を許してあげること

世の中にはいじめられてもいい人なんて

一人もいないはずです。

 

もし、自分がやったことをやり返されたのなら、

自分自身にも非があったのかもしれません。

 

でも大抵の場合は、一方的で理不尽な出来事で、

何も悪いところはなかったはずです。

 

だったら、

そのいじめっ子よりも幸せになる!と決めましょう。

 

もう、過去のことは手放していいと自分自身に許してください。

 

許可して上げてください。

 

そして、

あのころのみじめな思いと、さよならすることを決めてください。

 

決めて、幸せになりましょう。

 

過去の経験を手放せないのは、

相手が許せないこともあるかもしれません。

 

ですが、一番は、自分自身なのです。

 

自分自身を許すことが出来ないから、

手放すことが出来ないのです。

 

あのころの自分自身を許してあげてください。

 

 

5-3 三つ目の方法 その出来事に意味づけすること

わたしたちは、起こった出来事に対して意味づけをして生きています。

 

例えば、朝から気分が優れなかったとします。

 

朝起きて、ベッドの角に足の小指をぶつけて、

 

「なんか、今日はついていない気がする……。」

 

という予感を抱いて、会社に行きました。

 

すると、

仕事でミスをして、上司に怒られました!

 

あ~!

やっぱり、朝からついていないと思ったわ!

 

↑このように、意識せずとも起こった出来事に意味づけをしているのです。

 

どうせだったら、

意識して良い方に意味づけしませんか?

 

この場合だと、

仕事でミスをして、上司に怒られたとすると、

 

「今このミスを見つけてもらえてラッキーだったわ。

これが遅かったら、相手先にも迷惑をかけるところだった……。」

 

というように。

 

どうせ意味づけをするのなら、

自分にとって都合の悪いようにするのではなく、

いいように捉えて意味をつけて行きましょう。

 

例えば、

 

☆あの経験があったから、

わたしは、強くなれた。

 

☆あの経験がなかったら、

人の痛みを知ることはなかったわ。

 

☆いじめるより、いじめられる側の方がまだましよ。

あんなに意地悪い人にならなくて良かった。

 

☆あの経験があったから、

悩んだり、苦しんだりしたから

強くなれたわ。

 

のように……

 

幸せ、愛、ハート、癒し、生命、生きている意味

 

どんな意味づけをしたら、

自分の心が軽くなりますか?

 

安心しますか?

 

楽になりますか?

 

自分にとって、都合の良いように意味をつけてしまいましょう!

 

 

6.いじめの経験を癒す究極の方法

これまでいじめられた経験を克服する3つの方法を

お伝えして来ました。

 

もしかしたら、この方法を試しても

うまくいかないかもしれません。

 

子供の頃にいじめられたことが

潜在意識にしっかりと刻まれていて

大人になった今でも影響を与え続けしまいます。

 

一部の強い人は、

その経験をバネにしてご自分で乗り越えていくことが出来ます。

 

が、今も心に深く残っている人がいます。

 

それはなぜでしょう……

 

過去の経験がトラウマとなって、

今でも心の傷として残っているからです。

 

その傷をインナーチャイルドが今でも、

抱えていてあなた自身に訴えてくるのです。

 

インナーチャイルドの抱えている思い……

感情を解放するには、次のステップが大切です。

 

そのときどんな思いや、感情を抱いていて、

誰にそのことを伝えたかったか?

 

そのことを誰にわかって欲しかったのか?

 

その上で、自分は何をしたかったのか?

または、

誰に何をして欲しかったのか?

 

この方法を、等サロンでは退行セラピーで行って行きます。

 

退行セラピーとは、

いじめられていた当時の自分の記憶を呼び覚まして行う療法です。

 

なぜ、当時の記憶を呼び覚ます必要があるかというと、

潜在意識の奥深くにその記憶があって、

大人になった今の感覚では思いも及ばない感情があるからです。

 

例えば、今、当時のことを考えたとしても、

いじめのボスだったAと学校の先生のことが許せない!

という思いがあったとします。

 

ですが、退行セラピーで当時の記憶を呼び覚ますと、

実は、学校に行きたくないのに

 

「学校を休むなんて許さない!」

 

と言って、無理やり行かせたお父さんに腹を立てていることがあるのです。

 

この時の思いは、

 

そのときどんな思いや、感情を抱いていて、

誰にそのことを伝えたかったか?

 

お父さんに学校に行きたくないのはどうしてか

聞いて欲しかった。

 

そのことを誰にわかって欲しかったのか?

 

お父さんに、

「わかるよ。辛かったね。

休んでもいいよ。」

と気持ちをわかって欲しかった。

 

その上で、自分は何をしたかったのか?

 

または、

誰に何をして欲しかったのか?

 

学校を休みたかった。

 

お父さんに味方でいて欲しかった。

 

 

退行してみると、

いじめっ子や、学校の先生のことよりも、

お父さんにわかってもらえなかったことの方が、

大きな心の傷として残っていることがあるのです。

 

あのころの感情を解放していくことが、

インナーチャイルドを癒して、

いじめられた経験を克服する究極の方法なのです。

 

 

まとめ

潜在意識の中には、

お母さんの胎内にいるときから、

これまでの記憶がすべて入っていること。

 

そして、その中にあるものが

わたしたちの行動すべてを決めていることを

お伝えしさせていただきました。

 

潜在意識の中には、過去にいじめられた経験もしっかりと刻まれて居ます。

 

そして、その時抱いた感情が未消化のまま残っていて、

インナーチャイルドが今でもその感情を抱いているのです。

 

いじめられた経験を克服する3つの方法がありました。

 

それは、

自分の癖を知って、その真逆の行動をしてみること

自分自身を許してあげること

その出来事に意味づけすること

です。

 

まずは、そこから始めてみてください。

 

私の夫も、子供の頃のいじめを長年引きずっていました。

 

そのことを克服出来たのは、

まず、退行セラピーで自分自身を癒し、

仕事や、日常生活で少しずつ、自信を取り戻していったからです。

 

人はすぐには変わることはできません。

 

わたしたちは、ぱっとさっと変われる魔法を求めがちですが、

(できれば無料で……。)

ぱっとさっと変われるものはないのです。

 

人が変わるには、そのままの状態を維持しようという本能を騙しながら、

少しずつ変わる必要があります。

 

わたしも昔は、無料でなんとかしようとしていました(^_^;)

 

でも無料のものは本当の意味で役に立つことはありませんでした。

 

結果、600万円以上かけて、セラピー、ヒーリング、

カウンセリングを学び、遠回りをして来ました。

 

中には必要なかったものもあります……。

 

今なら、過去の自分に近道を教えてあげられるのに!

 

と思います。

 

まず、自分の出来ることをしてみてください。

 

いじめられた経験を克服する三つの方法を試してみてください。

 

それでもうまく行かない場合、

インナーチャイルドからの抵抗です。

 

そんな場合は、退行セラピーをお勧めいたします。

 

私たちが、過去の記憶に苦しむのは、

そこに

☆そのときどんな思いや、感情を抱いていて、

誰にそのことを伝えたかったか?

 

☆そのことを誰にわかって欲しかったのか?

 

☆その上で、自分は何をしたかったのか?

または、

誰に何をして欲しかったのか?

 

という思いを残して来ているからです。

 

その思いを癒して、解放したとき

初めて人は癒されるのです。

 

愛、幸せ、受け入れる、自分にオッケー、自分にOK、自分を許す

 

最後に……。

 

これまでインナーチャイルドが

あなたに取らせてきた行動は、

自分自身を守るための行動です。

 

その行動のおかげで、これまで生き延びられてこれたのです。

 

だから、どうしてこんな行動をしていたのだろう……

 

こんな癖いらないのに!!

と、ネガティブな思いを持たないでください。

 

まずは、自分自身を許してあげてくださいね。

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