彼や、ご主人とうまくいかない……
抑えられない怒りが沸いてきて、喧嘩ばかりしている。
または、
束縛されすぎる……。
無関心……。
などのお悩みを抱えてはいませんか?
実は、私自身もそんなお悩みを抱えていたことがあります。
抑えられない感情が沸いてきて、
「どうしてなの!!」
と思っていたことが(^^;;
そして、彼に向けていたと思っていた感情は、
他の誰かに対してのものだったのです。
それがわかって、解消してからはその感情はどこかへ消えてしまいました。
実は、人間関係におけるお悩みは、
あることが理由であることが多いのです。
その理由とは……。
人間関係におけるお悩みの原因は、抑圧された子供の頃の思い
人間関係におけるお悩みの原因は、幼少期の記憶から来ていることが多々あります。
例えば、上司が仕事に対してストイックで、
部下がミスをすると、人格否定をするくらい怒るとしましょう。
その上司は、幼少期に親から失敗を認められず、
ミスをするとこっぴどく叱られてきたのでは?
または、
何をやっても親が認めてくれる人ではなかった……。
例えば、リレーの選手になっても、学校でいい成績をとっても、
絵画展で入賞しても親が無関心だった。
そんな過去があったと考えられます。
(これは、一つの例ですが他にも幼少期の様々な親との関わり合いが考えらます。)
このように、突然、マイナスの感情が湧いてきて
周囲の人にぶつけてしまうのは、
子供の頃の記憶が原因となっていることがあるのです。
お父さんに認めて欲しかったという思いが引き金となって……
子供の頃の親との関わり合いという’原因’があるから、’結果’があります。
’原因’ → 子供の頃にお父さんにいつも怒鳴られていた。
’結果’ → (お父さんに似ている)威圧的な上司に対して、反感を覚える。
そこには、
お父さんに怒られて怖かった。
認めて欲しかった。
愛して欲しかった……。
という幼い頃の感情が隠されています。
子供の頃の記憶を癒し、満たすことで、’原因’が解消されていきます。
幼い頃の感情という’原因’が解消されると、
お父さんに似ている威圧的な上司に対する感情が無くなるのです。
なぜなら、幼い頃に抱いていたマイナス感情は、次のように変化し、解消されたから、
その人の中にはもうないからです。
お父さんに怒られて怖かった。
認めて欲しかった。愛して欲しかった……。
(威圧的な上司に対して抱いていた反感の’原因’。)
↓
お父さんは、愛してくれていた。その表現方法がわからなかっただけだった。
(威圧的な上司に対して、不必要な感情はない。結果)
インナーチャイルドが夫婦の仲に影響を与えているとしたら?
男女間、夫婦間の問題ももちろん、’原因’と結果があります。
’原因’は、先の例のように、幼少期の親とのかかわり合いであることが多々あります。
例えば、嫉妬心が強くて、相手の行動を縛る人。
奥さんが外に出るのを嫌がるご主人の場合、
子供の頃にお母さんが働きに出ていたとか、
離婚して両親のどちらかと一緒にいれなかったとか、
そのような思いを潜在意識に抱えていることがあります。
このことは、もちろんご本人自身も自覚がありません。
インナーチャイルドが抱いている感情とは?
このように、幼少期に感じたのに、我慢して抑えた(または、抑えざるを得なかった)感情のことを未完了の感情と言います。
未完了の感情を抱いている存在がインナーチャイルドです。
「そんなことで泣くんじゃないの!」
「そんなことで怒るんじゃないの!」
お母さんに、こう言われて育つと、
「泣いたら、ダメなんだ。」
「怒るのは悪いことなんだ……。」
と、子供は感情を抑えるようになります。
抑えられた感情は、行き場を無くし、
心の奥底、潜在意識に蓄えられて行くのです。
幼い頃に我慢して抑えたはずの感情は、
ある出来事がきっかけで、抑えきれない感情として表に出てきます。
彼との関係を良くするには、
’原因’となっている過去の傷ついた自分を癒すことが良い方法です。
なぜなら、それこそが根本的な原因だからです。
(もちろん、彼には彼自身の’原因’があります。)
そうはいっても、
現在起こっている出来事と子供の頃の因果関係は
自分ではなかなか気付きづらいものです。
あなたの中に今でも居続けている幼いあの頃の自分……
インナーチャイルド。
彼との仲や、人間関係を好転させる鍵は、
あなたの幼い頃に隠されています。